晩秋は日吉を歩こう!コース紹介や非公開建築物の公開、戦跡ツアーも予定 | 横浜日吉新聞

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「港北区ウォーキング手帳」に掲載された「松の川緑道と古刹(こさつ)めぐり」

「港北区ウォーキング手帳」に掲載された「松の川緑道と古刹(こさつ)めぐり」(クリックで拡大)

これから秋が深まるにつれて、日吉の街を散歩するのに最適なシーズンとなりそうです。2015年11月14日(土)は、普段は非公開の歴史建築が3時間限定で公開されるほか、12月2日(水)には「日吉の裏町散歩」と題したガイドツアーも行われます。

このほど、日吉の歴史が体感できる「松の川緑道と古刹(こさつ)めぐり」と題したウォーキングコースが港北区のガイドブックで新たに紹介さました。

港北区では11月2日から、ウォーキングを通して健康づくりをすすめよう、との目標から「港北区ウォーキング手帳」と題した冊子が配布される予定となっています。このなかには、区内の歩いて楽しい4つのコースが紹介されており、筆頭に載っているのが、地下鉄グリーンラインの高田(たかた)駅から日吉駅西口までの約6キロを歩く「松の川緑道と古刹(こさつ)めぐり」です。

こちらは、下田町から日吉本町にかけて自然が残る松の川緑道を歩きながら、下田町の真福寺や日吉本町の金蔵寺を巡り、普通部通りから日吉駅西口にいたる内容です。

開校140年以上の日吉台小学校にある「二宮尊徳(金次郎)像」。全国で消えるなかで、なぜ残っていrるのか、その経緯をガイドから聞きたい

開校140年以上の日吉台小学校にある「二宮尊徳(金次郎)像」。全国の小学校で消えているなか、なぜこの「台小」には残っているのか、その経緯をガイドから聞きたい

一方、日吉の街を歩くイベントも相次いで予定されています。

11月14日(土)は「港北オープンヘリテイジ」と題されたイベントの一環で、日吉でのウォーキングツアーと重要建築物の公開が行われます。

ツアーの申し込みは11月2日(月)で締切となり、既に応募多数で抽選となりますが、それ以外にも同日は10時から13時まで重要建築物の公開が行われ、1860(安政7)年頃に建てられた家が建つ「日吉の森庭園美術館」(下田町3)と、日吉本町1丁目の洋風歴史建築物である「中澤高枝邸」を見学することができます。

さらには12月2日(水)の午前中には、港北ボランティアガイドによる「日吉の裏町散歩」と題したガイドツアーも設定されています。

12月2日(水)の午前中に、港北ボランティアガイドによる「日吉の裏町散歩」と題したガイドツアーも予定されている

12月2日(水)の午前中に、港北ボランティアガイドによる「日吉の裏町散歩」と題したガイドツアーも予定されている(クリックで拡大)

こちらは「地に埋もれた戦争の記憶をたどる」とのコンセプトで、日吉駅西口から普通部通りを通り、開校140年超の日吉台小学校で戦後も残った二宮尊徳(金次郎)像を見たり、地下壕の入口を見たり、約4.5キロにわたって、日吉の戦争跡をガイドとともにめぐるツアーです。

ツアー参加費は300円で、約4.5キロを2時間半以上かけて歩く予定です。

普段は何気なく歩いている日吉の街の歴史を知ることで、また新たな風景が見えるかもしれません。この秋は、日吉の街をふらりと歩いてみませんか?

【関連記事】

11/14(土)に日吉の貴重な歴史的建物を一般公開、まち歩きツアーも(2015年9月29日)

【参考リンク】

はじめよう!つづけよう!港北区ウォーキング手帳(港北区役所、手帳の中身がPDFで閲覧できます)

港北ボランティアガイドのホームページ(12月2日の「日吉の裏町散歩」を主催)


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