パナソニック跡地の「Tsunashima(綱島)サスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)に近い箕輪町3丁目で新築一戸建ての分譲が相次いでいます。
「すし銚子丸日吉店」に近い場所で売り出されていた三井のリハウスによる全8区画の分譲地は既に売り切れ、今度は隣接する土地で、東急リバブルが新たに2棟の建設を始めます。また、近くでは株式会社オープンハウスによる「オープンライブス日吉グリーンサイド」と名付けられた3棟の新築物件も完成が間近です。
今年6月から三井のリハウスによって造成が行われていた全8区画の分譲地は、マンション「日吉南パークホームズ四番館」の隣にあたる場所で、既に完売した模様です。この分譲地とつながり、東急東横線に面した160平米ほどの土地には、東急リバブルが2棟の物件を建設する予定としています。
建物面積は約95平方メートル(3LDK)で価格は5380万円と5680万円。ソーラー発電システムを搭載したオール電化住宅になるといいます。三井の分譲地側と比べると、東急の高架に近いだけに、今後の地下鉄トンネル掘削工事や、鉄道の走行音という面では気になるところですが、商業地へのアクセスは少しばかり良さそうです。建物の完成は来年2月を予定しています。
一方、オープンライブス日吉グリーンサイドは、箕輪3丁目の「日吉の丘公園」入口に近い場所で、「谷整骨院」の正面あたりに3棟が建てられており、間もなく完成の見通しです。建物面積は85~87平方メートル(3LDK)で価格は4480万円から4680万円となっています。
いずれの場所も綱島SSTや「ドン・キホーテ日吉店」などの商業施設にほど近く、日吉南小学校は至近距離、日吉台中学校も徒歩8~10分程度でアクセスが可能です。
箕輪町は、東急の高架橋を挟んで綱島街道側が1~2丁目、日吉本町側が3丁目となっています。商業施設やマンションが多く賑やかな1~2丁目側と比べ、3丁目側は日吉の丘公園に代表されるように緑が多く、町内の諏訪神社付近には今も水田や畑が残されています。また、古くから同地に住んでいる人の邸宅も目立つため、どこか落ち着いた雰囲気を持っています。買物や教育面での利便性だけでなく、こうした点も住宅地として人気を集める理由かもしれません。
【関連記事】
・<箕輪3丁目>静かな住宅街にある8戸の分譲地が人気、残りは1区画に(2015年9月22日)
【参考リンク】
・教育施設が集まる文教の街「日吉」に佇むソーラー発電システム搭載住宅(東急リバブル)
・オープンライブス日吉グリーンサイド(株式会社オープンハウス)