10月(2015年)に入ってからパナソニック跡地の「Tsunashima(綱島)サスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)の建設予定地では、これまで敷地の周囲を覆っていた鉄製の白い壁が取り払われ、敷地が見渡せるようになっています。
甲子園球場(約3万8500平方メートル)と同程度の面積(3万7900平方メートル)を持つ綱島SSTのなかで、綱島寄りの部分では既に米アップルの研究所施設「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」(2017年3月完成予定)の土地整備が本格化しており、ちょうど真ん中部分では、綱島SST全体の管理を行う「タウンマネジメント施設」(2017年12月完成予定)の関連工事が始まる見通しです。
一方、敷地の大部分を占める箕輪町側の「アピタ横浜綱島店」(2017年4月以降完成予定)や、アップル施設の裏に建てられる100戸のエコマンション(着工・完成時期不明)はまだ工事が始まっていません。
今、中の様子が見えているのは、アピタ横浜綱島店が建てられる予定の敷地部分です。一部にはトラックの出入口に使うとみられる箇所もあり、間もなく工事が始まる前触れなのかもしれません。工事開始時には、再び周囲を壁で覆われてしまうことが予想されますので、今だけしか見られない風景といえそうです。
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