今しか見られない「綱島SST」の風景、アピタ予定地を覆っていた白い壁が撤去される | 横浜日吉新聞

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綱島街道側の歩道からは敷地が見渡せるようになった。白い建物は現在分譲中の「クオス綱島ザ・レジデンス」

綱島街道の歩道からは敷地が見渡せるようになった。遠くに見える白い建物は新築分譲中のマンション「クオス綱島ザ・レジデンス」(2015年10月7日撮影)

10月(2015年)に入ってからパナソニック跡地の「Tsunashima(綱島)サスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)の建設予定地では、これまで敷地の周囲を覆っていた鉄製の白い壁が取り払われ、敷地が見渡せるようになっています

甲子園球場(約3万8500平方メートル)と同程度の面積(3万7900平方メートル)を持つ綱島SSTのなかで、綱島寄りの部分では既に米アップルの研究所施設「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」(2017年3月完成予定)の土地整備が本格化しており、ちょうど真ん中部分では、綱島SST全体の管理を行う「タウンマネジメント施設」(2017年12月完成予定)の関連工事が始まる見通しです。

今年(2015年)8月の時点では高い壁を越えてきた草木が綱島街道の歩道にまであふれていた

今年(2015年)8月の時点では高い壁を越えてきた草木が綱島街道の歩道にまであふれていた

一方、敷地の大部分を占める箕輪町側の「アピタ横浜綱島店」(2017年4月以降完成予定)や、アップル施設の裏に建てられる100戸のエコマンション(着工・完成時期不明)はまだ工事が始まっていません。

今、中の様子が見えているのは、アピタ横浜綱島店が建てられる予定の敷地部分です。一部にはトラックの出入口に使うとみられる箇所もあり、間もなく工事が始まる前触れなのかもしれません。工事開始時には、再び周囲を壁で覆われてしまうことが予想されますので、今だけしか見られない風景といえそうです。

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