自分らしい性を考える、南アのLGBTI活動家が10/19(月)の夜に慶應日吉で講演 | 横浜日吉新聞

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慶應日吉キャンパス内に掲示されたポスター

慶應日吉キャンパス内に掲示されたポスター

「自分らしい性を生きる~LGBTIの『私』が命をかける理由」と題し、南アフリカの活動家であるファドツァイ・ミュパルツァ(Fadzai Muparutsa)さんによる日本での講演ツアーが今月から全国7カ所で行われており、その最後を飾るのが2015年10月19日(月)18時15分からの慶應日吉キャンパス「来往舎」での講演です

「LGBTI」とはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(中間的な性)の総称。最近では東京都渋谷区が同性カップルに結婚に準じた権利を認める「パートナーシップ条例」が可決されたことで大きな話題となりましたが、今でも同性愛を犯罪とする国があったり、命まで奪われてしまうことさえあるのが現状です。

そんな状況に対し、LGBTIへの差別や暴力をなくすために長年活動しているのがジンバブエ生まれのミュパルツァさんです。ジンバブエでは同性愛嫌悪や「矯正レイプ」(同性愛を矯正しようとして行われる強かん)などの憎悪犯罪が蔓延しているといいます。

日吉での講演は、「『人権』も『平等』も福沢諭吉が学問の基盤としたものであり、教育の土台となるべき概念」として慶應塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)が主催。「性の多様性を考える~講演とディスカッション」として企画されています。

当日は18時15分からミュパルツァさんによる1時間の講演(翻訳あり)が行われた後、ディスカッションも予定されています。入場は無料で、事前の申込みも不要とのことです。

【参考リンク】

性の多様性を考える~講演とディスカッション(アムネスティ・インターナショナル日本)

日吉キャンパス「来往舎」へのアクセス(教養研究センター)


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